よくある質問
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インプラントについて
Q. インプラント治療はやはり大変ですか?
A. 以前のインプラントをご存知の方は「大変な手術をして入れるもの」というイメージをお持ちの方もいらっしゃると思います。しかし、ここ十数年で素材や形態・手術方法が改良され、以前より簡単に処置できるようになりました。コンピューターを用いて手術を助ける方法も開発されています。最近では、素材がよく処置が以前に比べて簡潔になったことから、インプラントの件数も増えてきました。また、長期的にも機能することもわかってきました。しかし一方で、やはりケアの重要性と適応症例の幅が問題となっています。まずは、全身疾患がなく喫煙されていない方が条件となります。喫煙者は予後が悪く、数年しか持たないケースも報告されています。持病をお持ちの方でも、担当医と相談の上で手術ができる方もたくさんいらっしゃいます。
Q. インプラントはどのくらいもちますか?
A. 患者さんのお口の中の衛生管理に大きく関係してきますので、お口の衛生状態が悪いとインプラントの寿命が短くなる場合もあります。インプラントの歴史は1950年から始まり、実用化されたのは1965年からです。実例として、1965年にインプラントを行った患者さんが亡くなるまでの41年間、問題なく機能していました。つまり40年間耐えられる実績は証明されています。常に衛生状態を良好に保ち、担当医師や衛生士の指導に従っていただき、きちんとメインテナンスをしていくことが大切です。インプラントの10年生存率は95~97%前後というデータがあります。
Q. インプラント体が動揺・脱落してしまったのですが、どうして?
A. 多くの場合、インプラントの過重負担とインプラント周囲の感染症が原因です。揺れているインプラント体を無理にお口の中に残しておくと、周囲の骨がさらになくなってしまうため、早期に取り除くべきです。インプラント体を取り除いて骨と粘膜が治るのを待ち、再び新しいインプラントを植立するか別の治療法を選択するかを検討します。インプラントも歯と同じように、歯周病にかかることがあります。病気や免疫・体調の変化で、さらに加速することもありますから、日頃のプラークコントロールは重要です。また、ちょっとした噛み合わせの変化がインプラントをだめにしてしまうこともありますので、定期検診は必ず受けるようにしてください。
審美修復について
Q. 審美修復って何ですか?
A. 審美修復とは、歯科的機能回復(よく噛める)だけではなく、美しさと自然な口元にも焦点を当てた、総合的な歯科治療です。審美修復治療(美しく白い歯・きれいな歯並び)を受けることで、最初うつむき加減だった患者さんが、見違えるように自信を持ち始めたケースもあります。
Q. どのくらいの期間で治りますか?
A. 治療する歯の本数、内容によってかなり異なります。単純に被せるだけなら最短2回ですが、より綺麗に治すために回数がかかることもあります。当院では、なるべく治療期間、回数を減らすように努力していますが、詳しくは診断後にご説明します。
Q. 真っ白な歯で笑顔に自信を持ちたいのですが、費用が心配です。
A. 治療にあたり、経済的負担を考慮することも大切な要素です。当院では、予算に応じて「ここは保険で」「ここは部分的な詰め物で」といったプランをいくつか提示します。
Q. 審美修復治療に保険は適用されますか?
A. 歯科診療は保険診療と自費診療に分けられますが、審美修復治療は、使用する材質によっては保険の適用外となります。しかし、保険が適用されるレジンや金属より、保険外ではあってもセラミックの方が美しく、機能性・耐久性もあります。
ホワイトニングについて
Q. 歯のクリーニング(PMTC)だけで白くなりますか?
A. 歯の表面の着色(ステイン)の場合は、クリーニング(PMTC)をすればきれいになります。歯の内部的変色や本来の歯の色以上に白くしたい場合は、ホワイトニングやセラミックなどの方法もありますのでご相談ください。
Q. ホワイトニングはどれくらいで治療が終わりますか?
A. 患者さんによりますが、ホームホワイトニング(ご自宅で行う方法)で1か月、オフィスホワイトニング(歯科医院で行う方法)なら3~4回程で効果を感じる方が多いようです。ただし、個人差が大きいのも事実としてあります。お急ぎであれば、歯の状態に応じた、できるだけ早い方法をご提案させていただきますので、お気軽にご相談ください。
Q. ホワイトニングは痛みがあると聞いたのですが。
A. 痛みの感覚は個人差が大きく、同じ薬剤でも痛みがある方とない方がいらっしゃいます。当院では、ホワイトニングの方法を調節したり、知覚過敏抑制ジェルを併用したりすることによって、多くの患者さんが苦痛なくご希望の白さまでホワイトニングを行っています。
Q. ホワイトニングをしても白くならないことはありますか?
A. 詰め物や差し歯などの人工の歯、グレーに変色している歯は、ホワイトニングをしても白くなりません。このような歯を白くすることをご希望であれば、セラミックなどの審美修復治療をおすすめします。また、変色の度合いが強い場合や、歯に茶色の縞模様が存在している場合は、なかなか白くなりません。ホワイトニングにも適応症があるということです。その場合には違う治療法を提示しますので、まずは一度ご相談ください。